これから育児を始めるパパへ
初めまして、ナースパパの桐丸といいます。普段は看護師をしている2児のパパです。
最近男性の育児参加についてよく話題に上がるようになりましたよね。
実際に育休を取ったりして、育児を頑張ろうと思っている方も増えてきていると思います。
厚生労働省の「令和4年度雇用均等基本調査」によると、令和4年度の男性育児休暇取得率は17.13%と年々上昇傾向にあることがわかります。
でも、初めての育児に不安もいっぱいですよね。
僕も今2歳と0歳の子供がいるのですが、やっぱり初めての育児は不安がいっぱいで、悩んだりわからなかったりすることがたくさんありました。
特に共働き家庭で、親も近くにいないという背景もあり、様々な壁にぶち当たりながら過ごす毎日です。
育児において、悩みは正直無限にあります。でも、子供の笑顔がすべてを吹き飛ばしてくれます。子供の笑顔には、見る者すべてを元気にする力があります。
このブログでは、共働き家庭で2児のパパである僕が、日々の妻・子供との関わり方や、実際に経験してみてこうすればよかったなと思ったこと、育児ライフの中でこれは便利だなと思ったことについて発信していきます!
このブログを通して、世の中のパパの育児に対しての不安が少しでも減って、楽しく育児をする手助けになればうれしいです!
今回は、これから育児を始めるパパが育児序盤に失敗すると取り返しのつかないこと3選について紹介します!
育児序盤に失敗すると取り返しのつかないこと3選
産前・産後のパパのサポートで今後の育児のしやすさが変わる
子供が生まれたら頑張るぞ!
そう意気込んでいるパパさんは多いかと思いますが、実はこの産前・産後、妊娠中と出産直後の妻への関わり方によっては、今後の育児ライフがイバラの道になる可能性があります。
僕は看護師になるために勉強する中で、母性看護の領域で妊娠中の女性の身体的・精神的変化について学んできましたが、この時期は自分の意志ではどうにもならないたくさんの変化があります。
初めての妊娠・出産で、ただでさえわからないことだらけで不安な中、自分の身体に起こる様々な変化。
妻はあなたが思っている以上にしんどい思いをしている時期です。
そんな中、体調のすぐれない妻を置いて飲みに出かける夫や、家事もせずご飯を作れとせがむ夫…
そしてそんな夫に激怒する妻…
はい、よくSNSでみかける光景ですね(笑)
そしていよいよ出産という時に、何も頼りにならず愛想を尽かされる夫
こうなってしまったら終わりです。
一番苦しかったあの時に助けてくれなかったという怒りは、今後も消えることなく思い起こされます。
裏を返せば、この時期にあなたが支えてくれたことへの感謝は、これからもうれしい記憶として思い起こされるでしょう。
家族として挑む、一大イベントです。
以下の中から、少しでも自分にできることをするだけで、確実にあなたのパートナーは救われます。
- 買い物に行く
- 料理を作る
- 家事をする
- 少しでも早く仕事から帰る
- 市役所でパパがするべき手続きについて知る
- 出産に向けて必要な物品を一緒に買いに行く
- 産後に必要な物品を一緒に買いに行く
- 家の中を子育てができる環境に整えておく
- いざ陣痛が来たときの動きについてシミュレーションしておく
できることからやってみましょう!
たくさんやることはありますが、1つでも実践していくことで、パートナーの負担を軽減し、子育てへのワクワクやうれしさを2人で高めていくことができます。
2人の子供を迎えるために、今日からできることをやっていきましょう!
愛着形成をすることで今後の子供との関係性が変わる
「愛着形成」って聞いたことありますか?
よく長い間愛用している物に対して、「愛着がわく」という表現をしますが、育児における愛着形成とは、簡単に言うと赤ちゃんとママ・パパとの心のつながりのことを指します。
愛着形成がしっかりとできていると、子供は親に対して安心感を覚え、お互い信頼した関係が築けます。
この愛着が形成されるのは、幼少期の頃だと言われています。
子育てに仕事に、人生の中でも特に忙しい時期ではありますが、この時期の愛着形成が、のちの親子関係にも関わってくるのです。
個人的な話ですが、僕には将来大好きなゲームを子供と一緒に楽しむという夢があり、その夢のためにも今から必死に愛着形成に励んでいます(笑)
愛着形成は、子供にとってだけではなく、親にとってもいい影響を及ぼします。
特にパパについては、子供が生まれた当初、パパであるという自覚を感じにくい方もいると思いますが、愛着形成をしていくことで、ああ、自分はほんとうにこの子のパパなんだなという実感を得ることができ、より子育てに前向きな気持ちで取り組むことができるようになります。
自分が関わることで子供の笑顔がみれたらうれしいですよね!
初めての育児でわからないことも多いと思いますし、自分じゃなくてママがやった方がいいのではと思う場面もあるかもしれませんが、最初は誰でもわからないことばかりです。
積極的に子供に関わっていきましょう!
本気で保活に取り組むことで今後の仕事と育児両立の難易度が変わる
「保活」って聞いたことありますか?
保活とは、保育園に入るための活動全般のことを言います。
具体的な内容を言うと、
- 家や職場の位置を踏まえた通えそうな保育園を探す
- その保育園が自分たちの求める条件に合っているか調べる(延長保育や土曜保育、保育方針など)
- 実際に保育園に見学に行く
- 市役所に入園希望の紙を出す
この一連の流れのことを言います。
ではなぜこの保活を本気で取り組めと言っているのかというと、順調に保育園に入れるか否かで、その後の生活に大きく関わってくるからです。
小学校や中学校と違って、保育園には受け入れ可能な人数の上限というものがあります。
その条件には、子供の人数や保育士の人数に対する保育園の広さなどがあります。
<人数による配置基準>
0歳児 | 子供3人に保育士1人 |
1・2歳児 | 子供6人に保育士1人 |
3歳児 | 子供20人に保育士1人 |
4歳以上児 | 子供30人に保育士1人 |
<広さによる基準>
0・1歳児 | 乳児室 1人当たり1.65㎡ ほふく室 1人当たり3.3㎡ |
2歳以上時 | 保育室等 1人当たり1.98㎡ |
参考:厚生労働省 保育所等における保育の質の確保・向上に関する基礎資料
誰でも希望すれば入りたい保育園に入れるわけではないのです。
実際我が家では、保活に失敗し希望の園に入れない、そもそも入れる園がない、という状況に陥ってしまいました。
共働きをしている家庭にとっては、保育園に入ることは必須条件ですよね。
最近は核家族も増えてきて、近くに両親がいないという家庭も増えてきていますから、なおさら保育園に入るというのは絶対ですよね。
ただ、この保育園に入るといういかにも単純そうなことが、実はかなり大変なんです。
希望する保育園に入れるかどうかは、自分たちの点数が関わってきます。
点数って何?学校のテストじゃあるまいし…
僕も初めて保活について調べたときにそう思いました。
1つの保育園に対してたくさんの入園希望者がいた場合、より優先度が高い人が保育園を利用できるように、様々な項目によって点数がつけられ、それをもとに振り分けがされていくという仕組みになっています。
これらのことから、希望する保育園に入れないという家庭は世の中に結構あるのです。
我が家でも引っ越しに伴い保育園を変更することになり、田舎の保育園だからそんなに心配しなくても大丈夫だろうと余裕をかましていたら、市役所から「保留通知」が届き絶望的な状況となってしまいました。
もっと早く情報を集めて、もっと早く行動すればよかった
そう後悔しています。これから保育園に子供を入れるパパには後悔してほしくない、その想いから、僕は保活に本気で取り組むことをおすすめします。
まとめ
今回は、「これから育児を始めるパパが育児序盤に失敗すると取り返しのつかないこと3選」について紹介してきました。
- 産前・産後のパパのサポートで今後の育児のしやすさが変わる
育児が始まる前の妊娠中、出産直後の時期。この時期のあなたの妻への関わり方で今後の育児ライフの難易度が変わります。
- 愛着形成をすることで今後の子供との関係性が変わる
幼少期に大切な、子供との信頼関係を築く愛着形成。これがうまくいけば、これからの親子関係にも良い影響を与えてくれることでしょう。
- 本気で保活に取り組む
保育園に入るために必要となる保活。最初から本気で取り組むことができれば、希望する保育園に入ることができ、仕事と育児の両立も確実にしやすくなるでしょう。
育児に関して考えることや取り組むことは山のようにありますが、今回紹介したことを少しでも実践することで、必ずあなたの育児ライフにとってプラスになると思います!
僕もまだまだ新米パパではありますが、これから一緒に楽しい育児ライフを歩んでいきましょう!