誕生日会の飾り付けやイベントの準備で欠かせないヘリウムガス。
「いざ必要になって手に入れたいけど、どこで買えるのかわからない…。」
そんな方に向けて、この記事では用途別におすすめのヘリウムガスを紹介します。
記事の後半では、知っておきたいヘリウムガスについての豆知識も解説しているので、ぜひ最後まで読んで行ってください!
ヘリウムガスが買える場所一覧
実店舗で購入する場合
ホームセンター
- 店舗例:カインズ、コーナン、コメリなど
- 特徴:DIY用品が揃うホームセンターでヘリウムガスを扱っていることがあります。事前に電話で在庫を確認しましょう。
バラエティショップ
- 店舗例:ロフト、東急ハンズ、ドン・キホーテなど
- 特徴:パーティーグッズ売り場で風船用のヘリウムガスを販売していることが多いです。
トイザらス
ネット通販で購入する場合
- Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどで「ヘリウムガス」と検索すると、様々なサイズや用途の商品が見つかります。
- オススメ商品:使い捨てタイプ(小型で家庭用)、業務用(イベント向け)
用途に応じたおすすめのヘリウムガス
お祭りやテーマパークで買ったけどしぼんでしまった風船を元に戻したい場合
お祭りやテーマパーク、アンパンマンミュージアムなどで買った宙に浮かぶ風船も、時間が経つとだんだんしぼんできてしまいます。
いいお値段で買った風船を1回キリで捨ててしまうのは、ちょっともったいないですよね。
そんな時は、小型の使い捨てヘリウム缶が便利です。持ち運びが簡単で、価格も手頃です。
風船を1から膨らませるとなると1本では足りない場合もありますが、しぼんだ風船を膨らませる程度であれば問題ありません。
パーティーやイベントで大量の風船を浮かせたい場合
大量の風船を浮かせたい場合は、業務用の大容量ヘリウムガスボンベが最適です。
少し値段は高くなりますが、風船が数十個以上必要な場合は、コスパがよくなります。
変声遊びに使いたい場合
小型の変声用ガス缶が適しています。
安全性を考慮して、使用方法をしっかり確認しましょう。
使用する際に必ず注意しなくてはならないのが、風船用か、変声用かという点です。
風船用のガス缶は、風船を浮かせるために成分の99.99%がヘリウムガスとなっています。
余ったからといって声を変えて遊ぼうとすると、酸欠状態や呼吸困難を引き起こす可能性があります。
変声用は直接吸い込む前提で作られているため、成分に酸素が20%含まれており、酸欠にならずに声を変えて楽しむことができます。
風船用 | 変声用 | |
成分 | ヘリウムガス:99.99% | 混合ガス ヘリウムガス:80%、酸素:20% |
購入の際は、しっかりと用途をみて安全に使用してくださいね。
購入時に注意するポイント
- 在庫確認:店舗によっては取り扱いがない場合があるため、事前に在庫を確認すると安心です。
- 用途の明確化:使用目的に応じて適切な製品を選びましょう。
ヘリウムガスを使用する際の注意点
ヘリウムガス1本で何個風船を膨らませられる?
ヘリウムガスで膨らませることができる風船の目安は、9インチ(22㎝)の風船なら、7Lで1個です。
小型の35Lのガス缶だと、4個程度。
先に紹介した大容量のタンクでも、400Lで膨らませられる風船が40個と、風船を膨らませるには思っているよりも多くのヘリウムガスが必要になることがわかります。
風船にヘリウムガスを入れる時に少しガスが漏れることや、標準よりも多くのヘリウムガスを充てんした場合を考慮すると、ガス缶の容量に対して実際に膨らませられる風船の数は少なくなります。
ヘリウムガスで膨らませた風船は何時間もつ?
一般的なゴム風船にヘリウムガスを入れた場合、浮遊時間の平均は約5時間です。
イベントやサプライズで風船を用意する場合は、あまり早く準備をするといざ本番というタイミングでしぼんできてしまう可能性もあるため、前日ではなく当日に準備をするように注意してください。
アルミ風船の場合は、20L以下の風船で1~3日程度、20L以上の風船で3日~1週間程度と、ゴム風船に比べると長時間浮遊させることができます。
持続時間 | |
ゴム風船 | 約5時間 |
アルミ風船(20L以下) | 1~3日 |
アルミ風船(20L以上) | 3日~1週間 |
酸欠に注意
ヘリウムガスは酸素を含まないため、吸い込むと酸欠になるリスクがあります。特にお子様が使用する場合は注意が必要です。
変声用として使いたい場合は、変声用の商品を使用しましょう。
風船用 | 変声用 | |
成分 | ヘリウムガス:99.99% | 混合ガス ヘリウムガス:80%、酸素:20% |
直射日光に当てない・風が当たる場所に置かない
ヘリウムガスで浮かせた風船を長持ちさせるコツです。
ゴム風船は光に弱く、風で風船が揺れることでガスが抜けやすくなるので、直射日光に当てず、風が当たる場所に置かないようにしましょう。
ヘリウムガスの処理方法
容器内にガスが残っていると廃棄できないため、まずはガス抜きをする必要があります。
ガスを抜いた容器は「鉄くず」として不燃ごみ、粗大ごみ、またはスチールの資源ごみとして廃棄することができます。
ご自身が住んでいる自治体の廃棄方法を確認して捨てるようにしてください。
自分で捨てるのが難しい場合は、商品を取り扱っている会社によっては、送料を自己負担することで廃棄を依頼することができます。
商品の購入ページから確認してください。
まとめ
ヘリウムガスはホームセンターやネット通販で手軽に購入できますが、用途に合った製品を選ぶことが大切です。
今回は用途別におすすめのヘリウムガスを紹介しました。
お祭りやテーマパークで買ったけどしぼんでしまった風船を元に戻したい場合
パーティーやイベントで大量の風船を浮かせたい場合
変声遊びに使いたい場合
この記事を参考に、目的に合ったヘリウムガスを見つけてください!